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Ubuntu開発環境構築ガイド:VSCode・Git・Node.js・Python

Written by しろみそ Ubuntu、Claude Code、AI作業環境の構築と実践を記録するブログ

この記事の流れ
  1. この記事は誰向けか
  2. この記事でわかること
  3. 1. VSCodeのインストール
  4. 1.1 インストール手順
  5. 1.2 日本語化
  6. 1.3 推奨拡張機能
  7. 1.4 AI作業向け設定
  8. 1.5 ターミナルの統合
  9. 2. GitとGitHubの使い方
  10. 2.1 Gitのインストール
  11. 2.2 初期設定
  12. 2.3 Gitの基本概念
  13. 2.4 基本コマンド
  14. 2.5 GitHubとの連携
  15. 2.6 よく使うコマンド早見表
  16. 3. Node.jsのインストール(nvm)
  17. 3.1 nvmとは何か
  18. 3.2 nvmのインストール
  19. 3.3 Node.jsのインストール
  20. 3.4 npmの基本操作
  21. 3.5 Astroブログを立ち上げる例
  22. 4. Python環境の構築
  23. 4.1 Pythonの確認
  24. 4.2 venv仮想環境の作成
  25. 4.3 pipパッケージ管理
  26. 4.4 AI開発向けパッケージ
  27. 4.5 よくあるトラブル
  28. 5. よくある質問
  29. Q. VSCodeのSnap版とdeb版の違いは?
  30. Q. Gitのコミットメッセージは日本語で書いていいですか?
  31. Q. nvmを使わずにaptでNode.jsを入れてもいいですか?
  32. Q. Pythonの仮想環境を毎回作るのが面倒です。
  33. Q. Node.jsとPython、どちらを先にインストールすべきですか?
  34. まとめ
  35. この記事を書いた人
  36. あわせて読みたい

この記事は誰向けか

Ubuntuでプログラミングを始めたい方、AIツールを使うための開発環境を作りたい方に向けて、VSCode・Git・Node.js・Pythonのインストールから基本操作までを1記事にまとめました。

この記事でわかること

  • VSCodeのインストールと日本語化
  • 推奨拡張機能とAI作業向け設定
  • Gitのインストールと初期設定
  • GitHubとの連携手順
  • Node.jsをnvmでインストールする方法
  • npmの基本操作
  • Pythonのvenv仮想環境の作り方
  • pipパッケージ管理
  • よくあるトラブルと対処法

1. VSCodeのインストール

【結論】VSCodeはdebパッケージからインストールするのが最も確実です。

1.1 インストール手順

# debパッケージをダウンロード
wget -O /tmp/code.deb "https://code.visualstudio.com/sha/download?build=stable&os=linux-deb-x64"

# インストール
sudo apt install /tmp/code.deb

または、Snap版も使えます:

sudo snap install code --classic

1.2 日本語化

  1. VSCodeを起動
  2. Ctrl + Shift + X で拡張機能タブを開く
  3. “Japanese” で検索
  4. “Japanese Language Pack for Visual Studio Code” をインストール
  5. 再起動を促すメッセージが出たら「Restart」をクリック

1.3 推奨拡張機能

拡張機能用途必須度
Japanese Language Pack日本語化必須
PythonPython開発高(Pythonを使う場合)
Prettierコードフォーマット
ESLintJavaScriptリンター高(JSを使う場合)
GitLensGit履歴表示
DockerDocker管理
YAMLYAMLファイル支援
Markdown All in OneMarkdown編集

1.4 AI作業向け設定

Ctrl + , で設定を開き、以下を推奨します。

設定推奨値理由
editor.fontSize14見やすさ
editor.wordWrapon長い行の折り返し
editor.formatOnSavetrue保存時の自動フォーマット
files.autoSaveafterDelay自动保存
terminal.integrated.fontSize14ターミナルの文字サイズ
workbench.colorThemeDark+目に優しい

1.5 ターミナルの統合

VSCode内でターミナルを開けます:Ctrl + `(バッククォート)

これにより、エディタとターミナルを切り替えずに作業できます。


2. GitとGitHubの使い方

【結論】Gitはバージョン管理ツール、GitHubはそのオンライン保管場所です。最初にインストールと初期設定を済ませます。

2.1 Gitのインストール

sudo apt update
sudo apt install git -y

2.2 初期設定

git config --global user.name "あなたの名前"
git config --global user.email "[email protected]"
git config --global init.defaultBranch main
git config --global core.editor "code --wait"

2.3 Gitの基本概念

用語説明
リポジトリファイルの変更履歴を管理する場所
コミット変更の記録(スナップショット)
ブランチ並行開発のための分岐
プッシュローカルの変更をリモートに送信
プルリモートの変更をローカルに取得
クローンリモートリポジトリをコピー

2.4 基本コマンド

# リポジトリの作成
git init

# ファイルをステージに追加
git add file.txt
git add .              # 全ファイル

# コミット
git commit -m "初回コミット"

# 状態確認
git status
git log --oneline

# ブランチ操作
git branch             # ブランチ一覧
git branch feature     # featureブランチ作成
git checkout feature   # featureブランチに切り替え
git checkout -b feature # 作成と切り替えを同時に

# リモート操作
git remote add origin https://github.com/user/repo.git
git push -u origin main
git pull origin main

2.5 GitHubとの連携

  1. GitHub でアカウント作成
  2. 新規リポジトリを作成
  3. ローカルからプッシュ
# SSH鍵の設定(推奨)
ssh-keygen -t ed25519 -C "[email protected]"
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
# 公開鍵をGitHubの Settings → SSH and GPG keys に登録

2.6 よく使うコマンド早見表

コマンド機能
git initリポジトリ初期化
git add .全変更をステージ
git commit -m "msg"コミット
git pushリモートに送信
git pullリモートから取得
git status状態確認
git log --oneline履歴確認
git diff変更内容確認
git checkout -b branchブランチ作成+切り替え
git merge branchブランチを統合
git clone URLリポジトリをコピー

3. Node.jsのインストール(nvm)

【結論】nvmを使えば、複数バージョンのNode.jsを切り替えて使えます。

3.1 nvmとは何か

ツール説明
Node.jsJavaScript実行環境
npmパッケージマネージャー(Node.jsに同梱)
nvmNode.jsのバージョン管理ツール

3.2 nvmのインストール

# nvmのインストール
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash

# ターミナルを再起動、または以下を実行
source ~/.bashrc

# 確認
nvm --version

3.3 Node.jsのインストール

# LTS版をインストール(推奨)
nvm install --lts

# 最新版をインストール
nvm install node

# 特定バージョンをインストール
nvm install 20.10.0

# インストール済みバージョン一覧
nvm ls

# バージョンを切り替え
nvm use --lts

3.4 npmの基本操作

# パッケージのインストール
npm install package-name       # ローカルインストール
npm install -g package-name    # グローバルインストール

# プロジェクトの初期化
npm init -y

# パッケージのアンインストール
npm uninstall package-name

# インストール済みパッケージ一覧
npm list
npm list -g --depth=0

3.5 Astroブログを立ち上げる例

# プロジェクト作成
npm create astro@latest my-blog

# ディレクトリに移動
cd my-blog

# 開発サーバー起動
npm run dev

4. Python環境の構築

【結論】UbuntuにはPythonが標準で入っていますが、venvで仮想環境を作るのが基本です。

4.1 Pythonの確認

python3 --version       # バージョン確認
which python3           # インストール場所

4.2 venv仮想環境の作成

# 仮想環境を作成
python3 -m venv myenv

# 有効化
source myenv/bin/activate

# 確認(プロンプトの先頭に(myenv)が付く)
which python            # 仮想環境内のPythonを指す

# 無効化
deactivate

4.3 pipパッケージ管理

# パッケージのインストール
pip install package-name

# パッケージのアンインストール
pip uninstall package-name

# インストール済みパッケージ一覧
pip list

# requirements.txtから一括インストール
pip install -r requirements.txt

# requirements.txtに書き出し
pip freeze > requirements.txt

4.4 AI開発向けパッケージ

# 仮想環境を有効化してから
source myenv/bin/activate

# よく使うパッケージ
pip install numpy pandas matplotlib
pip install jupyter
pip install openai anthropic
pip install requests beautifulsoup4

4.5 よくあるトラブル

症状原因対処法
pip: command not foundpip未インストールsudo apt install python3-pip
externally-managed-environmentPEP 668制限venvを使う
仮想環境が有効にならないパスが違うsource myenv/bin/activate を確認
ModuleNotFoundErrorパッケージ未インストール仮想環境を有効化してから pip install

5. よくある質問

Q. VSCodeのSnap版とdeb版の違いは?

Snap版は自動更新されますが、日本語入力で問題が出ることがあります。deb版は手動更新ですが、日本語入力の問題が起きにくいです。日本語入力を重視する場合はdeb版を推奨します。

Q. Gitのコミットメッセージは日本語で書いていいですか?

可能ですが、英語で書くのが一般的です。チーム開発の場合はプロジェクトの規約に従ってください。個人開発なら日本語でも問題ありません。

Q. nvmを使わずにaptでNode.jsを入れてもいいですか?

可能ですが、apt版はバージョンが古いことが多く、複数バージョンの切り替えもできません。nvmを使うことを強く推奨します。

Q. Pythonの仮想環境を毎回作るのが面倒です。

VSCodeでワークスペースごとに仮想環境を自動認識できます。.vscode/settings.json"python.defaultInterpreterPath": "./myenv/bin/python" を設定すると、VSCodeが自動で仮想環境を使います。

Q. Node.jsとPython、どちらを先にインストールすべきですか?

Web開発(フロントエンド・ブログ等)をメインにするならNode.js、AI開発やデータ分析をメインにするならPythonを先にインストールしてください。両方必要な場合は、どちらを先でも問題ありません。


まとめ

Ubuntuの開発環境構築は、以下の4つをインストールすれば始められます。

  1. VSCode — debパッケージからインストール、日本語化+推奨拡張機能
  2. Gitsudo apt install git、初期設定とGitHub連携
  3. Node.js — nvm経由でLTS版をインストール
  4. Python — 標準Python + venv仮想環境

すべて無料で構築でき、AI開発にもWeb開発にも対応できます。


この記事を書いた人

しろみそ

Windows環境からUbuntuへ移行した経験をもとに、AIツール(Claude Code等)を日常的な作業に組み込む実践を記録しています。「Ubuntu × AI作業環境」という組み合わせの日本語情報が少なかったことが、このブログを始めたきっかけです。実際に手を動かして確認した手順を中心に書いています。


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